【ぶらり自動車博物館 vol.3】日野オートプラザ

どうも、ちゅうさまです。


だいぶ更新が空いてしまいましたね。申し訳ございません。

いや、いろいろあったんですよ。テストとか試験とか期末考査とかイグザミネーションとか…


2週間ぶりくらいのような気がしますが、今回は自動車博物館シリーズの第3回です。

「トントントントン日野の2トン」でおなじみの日野の公式ミュージアムですよ。

〈施設の概要〉

【所在地】〒192-0916 東京都八王子市みなみ野5-28-5

【開館時間】10:00~16:00 (入場は15:00まで)

【休館日】第1・第3・第5土曜日、日曜日

【入場料】無料

【展示台数】15台


〈アクセス〉

最寄りの高速ICは、中央自動車道の八王子IC、もしくは圏央道の高尾山ICです。

八王子ICからなら、国道16号を南下して、「東京工科大前」の交差点を右折してまっすぐです。

ちゅうさまは横浜民なので、逆に16号を北上して行きました。


しかし、休日の16号は114514%の確率で渋滞しているので、車で行くのはあまりおすすめはできません。


今回ばかりは、大人しく電車で行くのが正解かもしれません。

電車で行く場合は、JR横浜線の八王子みなみ野駅が最寄りです。そこから歩けない距離ではありませんが、この時期だと熱中症で倒れそうなのでバスに乗りましょう。

ミュージアムの近辺は、閑静な住宅街です。そこに突如大きな建物が出現するので、まずうっかり通り過ぎることはないでしょう。

看板はこちら。

日野自動車21世紀センター」というミュージアムや研修所などの複合施設となっています。

駐車場はありますが、14台分しかありません。

私が行ったときはちょうど15台目で満車だったんですが、奥の研修施設用の駐車場に停めさせてもらえました。研修施設でイベントがないときは開放してくれるのかな?


〈受付〉

まずは、駐車場から入り口に向かいつつ、屋外展示をみましょう。

デカすぎて(?)内部には置ききれなかった、貴重な車両もありますよ。



施設に入ると、レトロな一台がお出迎えしてくれます。

日野自動車の前身である東京瓦斯電(がすでん)時代の「TGE-A型トラック」です。

1917年に誕生した、日本初の量産トラックなんだそうな。

この車両は2008年に作られたレプリカですが、経産省から「近代化産業遺産」の認定を受けています。


TGE-A型トラックを堪能したら、ミュージアム内部へレッツゴー!

トラックに向かって右手にあるエレベーターで2階へ行きます。


エレベーターを降りると、正面に受付カウンターがあります。

が、このミュージアムは入場無料なので、スルーでOKです。特に来館者名簿などを記入する必要もありません。ウレシー…


施設概要の項にも書きましたが、第2・第4土曜を除く休日は開館していません。メーカー系の小さいミュージアムにはよくあることですが、行かれる際には公式HPの開館スケジュールを確認してからにしましょう。


〈中の雰囲気〉

受付を通ると、次に日野自動車の沿革を紹介するブースがあります。


壁には日野自動車の歴史の概要を刻んだパネルが立てかけられており、テーブルには、車両のミニチュアが並んでいます。


せっかくなら本物を展示してほしいところですが……日野の製品はトラックやバスが多いので、本物を置いていたらスペースがいくらあっても足りませんね。

それに、商用車は良好な状態で保存されていることが非常に少ないので、そもそも車両が現存していない可能性もあります。特に手前のトレーラーとか…。

ミニカーを堪能したら、いよいよ本物の車両の展示ブースへ。

らせん状のスロープを下っていきます。


飛行機の模型がぶら下がっていますが、日野は戦前に航空機エンジンも作っていたのでその関係でしょう。1階の奥の部屋には、飛行機のエンジンも展示されています。


[追記]

読者様より「ぶら下がっている模型は航研機ではないか」とのコメントを頂きました。

航研機は、帝大の航空研究所が設計した長距離飛行実験機ですが、製造は日野の前身である東京瓦斯電が行っていたということです。

ご指摘ありがとうございます!

スロープの壁は、日野自動車の詳細な歴史で埋め尽くされています。ヴォースゲー


車両は次の「みどころ」の項でご紹介します。


〈みどころこうじ〉

このミュージアムのみどころは、日野の乗用車コレクションです。

日野はほとんど乗用車を生産していない商用車特化型企業のため、これだけ日野の乗用車をまとめて見られることは、ここを除いてまずないでしょう。

まずはこちら。日野ルノー 4CVです。

戦後になって日野が乗用車に手を出そうとした際に、ノウハウ獲得のため、一時期ルノーのノックダウン生産をやってたんですね。

Bピラー部分に前後ドアのヒンジが付いていて、逆観音開きになっているんですね。面白いデザインです。

生産当時はタクシーなどになって多くが走っていたようですが、今ではめっきり見かけませんね。


で、4CVを完全国産化して、1961年にアップデートを図ったのがこちらのコンテッサ900です。

基本構造は4CVとほぼ同じですが、デザインは大きく変わっていますね。


そして!!!!

日野オートプラザ一番の目玉がこちら、コンテッサ900スプリントです。

コンテッサ900のシャシーにミケロッティのボディを乗せた、非常に優雅なクーペです。生産化されなかったのが残念でなりません。


いやあ、美しい。正直なところ、このクルマをみるためだけに日野ミュージアムに行きました。

このクルマ、エンブレムもイイんですよ。

見てくださいよ、「ヒノ」ですってよ奥さん。

こんな可愛いエンブレム、ほかのどんな車にも適いません。センスの塊ですね。


ちなみに、ツイッターに貼ったクイズの答えは、この「コンテッサ900スプリント」です。

参考までに、こちらはアルファロメオの「ジュリア スプリント スペチアーレ」。同年代のミケロッティのデザインなので、よく似ていますね。


1964年には、コンテッサは2代目にバトンタッチします。

そして生まれたのがコンテッサ1300クーペ。スプリントに続き、ミケロッティのデザインです。

これは旧車ミーティングなんかでもチラホラ見ますね。セダンもあったんですが、海外輸出専用で、日本のマーケットにはクーペのみの設定でした。


…とまあ順調に乗用車ラインナップを拡大しているかに見えた日野なのですが、イマイチ販売は振るわず、トヨタとの提携に伴って、競合しないように生産は終了してしまいました。

おのれトヨタ…


「乗用車」というと語弊はありますが、日野オリジナルとしては唯一のコマーシャルバン、コンマースです。


ちょっと!!!なにこの共産味が深いバン!!!!!!

UAZのバンそっくりじゃん!!!!!実は日野ってソ連の会社なんじゃないの!!!???!?


うーん、良い。(語彙力の低下)

よく見ると、車体はかなりボコボコなので、廃車同然の車両を拾ってきてレストアしたんでしょうか。ってことは、ほとんど現存してないんでしょうね。悲しいなあ…。

ちなみに、エンブレム下の外れかかっているところは、給油口です。



そんなこんなで、日野の乗用車生産は最終的にうまくいかず、結局得意分野のトラック・バスに特化していくのでありました。

そういう理由で日野の乗用車は貴重なんですね。

日野オートプラザの展示品は、基本的に「ここでしか見られない」と言っても過言ではないでしょう。


〈総評〉

【清潔感】★★★★☆

 企業直営ミュージアムだけあって、綺麗


【快適性】★★★★★

 うーん、すずしい!


【広さ】★★★☆☆

 お世辞にも広いとは言い難い


【車の状態】★★★★☆

 企業直営だからね(二回目)


【コストパフォーマンス】★★★★★

 タダより安いものはない


【一般受け度】★★★☆☆

 展示品がマニアックすぎる


【マニア度】★★★★★

 展示品がマニアックすぎる(誉め言葉)


【おすすめ度】★★★☆☆

 近所にお住まいなら行って、どうぞ

 


〈前回の記事〉

魔法陣スーパーカーミュージアム

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