スマホでだってうまく撮れる!?「構図」で変わる写真(4)~上手な写真とは~

宇伊兄です。

構図が云々のコーナーなのに今回はあまり構図については語りません。というのも、あまりにも構図構図言ってしまうと、型にはまったワンパターンの写真しか撮れなくなってしまう可能性があるからです。写真というものは、あくまで「自分が伝えたいこと」「伝えたい人」に伝えることこそが念頭に置かれるべきで、構図はあくまでそれを助ける補助パーツでしかないのです。

さて、ここから個人的な話になるわけですが。先日、ある写真好きの集まりの中で芸術写真において上で書いたような「自分が伝えたいこと」をいかにうまく伝えるかについて話をしました。その中で自分がなるほどなと思ったものをここで皆さんに共有できたらと思います。


上手い写真を撮るコツ。それは



写真の主体は何なのかをはっきりさせる

これって当たり前な話に聞こえるかと思うのですが、意外と被写体を目の前にしてカメラを持ってみると案外難しいものです。たとえばこれ

赤レンガ倉庫から見た横浜の夜なんですが、主体がどれだと聞かれたら答えづらくないですか?「真ん中にあるから観覧車かもしれないけど、周りのビルの主張も激しいし…」ってなりうるわけです。

これは初心者によく起こりがちです。実際この写真は僕がカメラを初めて2~3週間しか経ってない頃の写真です。なぜ初心者に起こりがちなのかと申しますと、「自分が何を撮りたいのか」を特に何も考えずに撮る場合が多いため、被写体の取捨選択があまりよくできていないからです。実際上の写真はなんかわちゃわちゃしてて狭苦しい印象を与えます。しかもその割には主体が伝わってこないある意味最低な写真の一枚です。

こういった現象は特に風景とポートレイトの両方の側面を持った写真、例えば旅行の記念写真とかに多く起こりがちです。どちらも写真に収めたい気持ちは分かりますが、別々に撮ったほうがシンプルにまとまった良い写真に仕上がると思います。



少しこれと比較してみてください。背景が空ということもあって先ほどのような狭苦しさはなくなりました。つまり、写真を見る人の視線はいやおうなしに信号機に向くと思います。そして、「青信号」と「空の青」が相まって「このまま突っ走れ」というメッセージが伝わってくれるとうれしいです。もしそう思われなくとも、私はこの写真を撮ったとき、明らかに意識は信号機に向いているので、見る人に意識を向かせるという意味では成功しているわけです。そこから何を思うかは人々の自由なわけですね。


さて、今回は構図とは一歩離れた視点から写真を見ていきました。カメラマンの皆さんには「構図はあくまで補助道具」であることを念頭に置きながら、「どうしたら効果的に自分の感情を相手に伝えることができるか」を考えて写真を撮ってもらえると良い写真が出来上がってくると思います。みなさんもレッツエンジョイ、フォトライフ!

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りんく通U

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