【ぶらり自動車博物館 vol.1】 那須クラシックカー博物館

こんにちは、ちゅうさまです。


共産車探訪ばっかり書いてたら、アッという間にネタが尽きそうなので、新企画です。

(当分は大丈夫だとは思うけど…)


『ぶらり自動車博物館』では、国内外の自動車博物館のレビューをやっていきます。

記念すべき第1回目は、栃木は那須の「那須クラシックカー博物館」ですよ。

〈施設概要〉

【所在地】〒325-0304 栃木県那須郡那須町高久甲5705

【営業日】年中無休

【営業時間】9:00~18:00 ※10月から3月は17:00まで

【入館料】¥1,000 (子供¥600)

【展示台数】約60台 (車50:バイク10)


〈アクセスと受付〉

東北自動車の那須ICを降りたら、右折して県道17号に入ります。

その後、交差点「田代」で右折して700mほど走ると、右手に博物館が見えてきます。

駐車場は20台分ありますが、満車になることはまずないでしょう。


え?車以外での行き方?知らん。(無慈悲)

1953-73 Morris Minor Van


入り口ではスカイブルーのモーリスマイナーが出迎えてくれます。

そう、展示はもう始まっているのです。


入ると、左手に受付があります。

通常は大人1,000円・子供(小中高)600円ですが、JAF会員カードを提示すると100円引きになります。


でも、実はさらにオトクになる方法があります。

クラシックカー博物館を一旦見送って、那須湯本の方まで登っていくと、「那須観光協会」の事務所があります。そこで前売り券を買うと、大人850円・子供450円で入場できます。

やったね!


〈中の雰囲気〉

受付を通ると、右手には至極のクラシックカーがずらりと展示されています。

建物は飛行機の格納庫のような形状となっています。

床面積はそれほど広くはありませんが、天井が高いために解放感はありますね。


わたくしちゅうさまはアホなので、クラシックカーを前にするとクラシックカーしか視界に映りません。そういうわけで全景を撮り忘れたので、この写真は宇伊兄から借りてきたものです。


ちなみに、なぜかこの写真のタイトルが「いけめん」になっているんですが、たぶんこれは写真左手に映りこんでいる私のことでしょうね。間違いない。

1901-07 Oldsmobile Curved Dash


この博物館で最古級の展示車が、このオールズモビル・カーブドダッシュと、右にあるドディオン・ブートン。本物かどうかはわかりませんが…。

このような1900年代の自動車黎明期のクルマから、1980年代に至る大量生産期のクルマまで、約80年間の自動車の歩みを30分程度で辿ることができます。



受付を通って、左手にはミュージアムショップカフェがあります。

1949-55 Fiat 500C Topolino Truck [1st]


ショップ内の棚にもクラシックカーが使われています。

「引退してなお実用」ってなんかイイですね。


建物の左半分は2階構造になっており、ショップやカフェの上は「ポリスハットミュージアム」になっています。

世界中のポリスハットやバッジが所狭しと並んでおり、ある種の警察グッズ博物館のようでもあります。

全景すら撮り忘れるちゅうさまがバッジなど撮っているはずもなく、この写真はなうみょんから借りてきたものです。


〈みどころ〉

この博物館の展示車は、おそらく個人のコレクションだったと思われ、全体的にみた統一感はありません。その代わり、展示車は非常にマニアックです。

ただ、マニアックといっても、一般人が見て「なんだこれ…(ドン引き)」ってなるようなタイプではないんです。

一般人が見ても、古いクルマとしてある程度の価値があることは十分に伝わると思うんですが、車好き(特に珍車マニア)が見ると「え、こんなん展示してんの!?」と思わず感動してしまうきわどいラインを攻めてくるラインナップなんです。

1959 Chevrolet Biscayne 4-door Sedan [1st]

例えばこの車。1959年式のシボレー自体は、ローライダーなどアメ車界隈からは人気が高く、日本でもそこそこの数が生息しています。しかし、そのほとんどは「インパラ」なんです。

1959年のシボレーのフルサイズセダンは、上から順番に「インパラ > ベルエアー > ビスケイン」とグレード分けされています。インパラが最上級車種にあたるので、この時代のアメ車に乗りたい人たちはみんなインパラを選ぶんですね。

でも、この博物館が選んだのはインパラではなく、最低グレードのビスケインなんです。低グレード車は、あえて乗ろうとする人が少ないため、このような綺麗な状態で現在まで残っているのは非常に珍しいんですよ。

1973-78 Mustang Mach 1 [2nd]

マスタングといえば、アメリカンマッスルカーの代表格。でも人気があるのは初代と4代目以降だけで、写真の2代目はアメ車好きからは見向きもされません。さらには『世界の「最悪」発明大全(原書房)』なるスーパー不名誉な本に掲載された上、「ダサイうえ退屈極まりない」「年寄りの買い物車」などと散々な評価を得る始末。

そんな不人気車でも、綺麗な状態を保って我々に見せてくれるのが、那須クラシックカー博物館なんです。すばらしいですね。

1953-56 Holden FJ Special Sedan

極めつけはこちら、ホールデンです。

「え?ホール…?なに?」という方も多いことと思いますが、ホールデンはオーストラリアの自動車会社です。GM傘下になりましたが、現在も存在しています。もちろん日本に正規輸入などされていませんし、並行輸入でもほとんど見ませんから、国内では相当レアなブランドといっていいでしょう。

そんなメーカーの車を展示しているだけでも既に感動モノなんですが、さらに1950年代のクラシックカーとなると、これだけで白米が3合はいただけますね。

ホールデンを展示している博物館はここくらいではないでしょうか。

(ちなみに、外にもモーリスマイナーと並んで「ホールデンFX」が展示されています)



もちろん、那須クラシックカー博物館にはジャガーEタイプやポルシェ356など、有名どころの車もたくさんありますから、クラシックカー初心者の諸兄も楽しめるラインナップでしょう。

しかし、そういった車の中にチラホラと混ざるレア車が、車好きの心をもくすぐってくれます。那須にご旅行の際は、ぜひ旅程にこの博物館を組み込まれてはいかがでしょうか。


〈総評〉

博物館に関しての7項目を5段階で評価します。


星1なら「問題あり

星2なら「気になる部分あり

星3なら「普通・合格点

星4なら「素晴らしい・近所に行ったら行くべき

星5なら「最高一生に一度は行くべき」 


…といったイメージです。特に何も感じなければ星3だと思ってください。

※個人の感想です


那須クラシックカー博物館

【施設の清潔感】★★★☆☆

【車の状態】★★★★☆

【展示車両数】★★★★☆

【コストパフォーマンス】★★★☆☆

【一般受け度】★★★☆☆

【マニア度】★★★★☆

【おすすめ度】★★★★☆



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